Studio Etoile⭐︎スタジオ・エトワール

「声を通して自分を解放し、自由に表現できる場所」を目指して活動しています。

スタンダードの魅力 /「もののあはれ」DNA

f:id:izumi-negoro:20170303104322j:image

3月になりましたね🌸

2月は短いからあっという間でしたが、、

 

今週末、3/5(日)は珍しく誰が聴いても楽しめる、スタンダードな曲ばかりを歌い手トリオで演奏します。

「ムーンリバー」「Fly me to the moon」「春の小川〜朧月夜」「花は咲く」などなど🌸

お席まだございますが、埋まりつつありますのでお早めにどうぞ⭐

Half Moon Live

 

 

これら名曲ばかりを歌っていて思うこと。

名曲って何がすごくて名曲になったのかと言うと 要素は色々あると思うのですが(メロディがグッとくるとか、コード進行が良いとか、歌詞が泣けるとか)

私はいちばんは「メロディと歌詞の結びつき」

だと思うのです💡

f:id:izumi-negoro:20170303175449j:image

(「はるのおがわは  さらさらいくよ」

「なのはなばたけに  いりひうすれ」

春の小川、朧月夜ともに曲と日本語の結びつきが素晴らしい!と思ったら

両曲とも作曲と作詞は同じコンビでした💁‍♂️💁‍♂️)

 

歌っていて気持ちよい、字余りでも字足らずでもない、、

かつメロディに合わせた感情の高まり。

特に日本語は英語より フレーズに詰め込める情報量が少ないので

上手く作るのは難しいんじゃないかなあと。

 

例えば、先日soundcloudにアップした「水面はひろく」はイングランド民謡"The Water is Wide"を私が和訳したものでした。

水面はひろく -The Water Is Wide - by Izumi Negoro | Free Listening on SoundCloudsoundcloud.com

 

で、和訳してみてびっくりしたのが

英語だと" The Water is wide~" と一文で言えるところが 「みなもに〜」

って一語にしかならない

ところでした😅

 

何これ全然説明できないじゃん!ってズッコケたんですが、

要するに日本の余白を読む文化というか、情緒を感じるもののあはれ」的DNAが言語体系にも現れているのねと納得でした。

そうして、想像力にお任せします、な訳となりました☁️

 

<英語原文>

The Water is wide I cannot get or

and nighther have a wing to fly

oh give me a boat that will carry two 

and both shall raw my love and I

 

直訳:

流れは広く、向こう岸に渡れない

翼もないので飛ぶこともできない

2人で乗れるボートを下さい、そうすれば2人で漕いで行けるから

 

<日本語訳(根来訳)>

"みなもにゆれる  わたしの影模様

ふとよぎる  微かな  あの人の面影"

 

(これで1番が終了…英語に比べるとなんて情報量が少ないんだ😅)

 

ぜひ、この苦心した「もののあはれ」感を確かめに聴いてみてくださいね🎶

 

それではまた💖